4つのレベル
QRコードは、必ず4つの誤り訂正レベルのいずれかで作られます。レベルが高いほど、リード・ソロモン誤り訂正のコード語が増えるので、コードの多くの部分が汚れたり、傷ついたり、隠れたりしていても、デコードできます。
パーセンテージは、見た目の面積ではなく、コード語の復元率の目安です。小さな損傷でも複数のコード語にかかることがあり、ファインダーパターンや形式情報が損傷すると、レベルにかかわらず読み取れなくなることがあります。
- L(Low):コード語の約7%を復元できます
- M(Medium):約15%
- Q(Quartile):約25%
- H(High):約30%
サイズとのトレードオフ
誤り訂正を強くすると、データに使える余地が減ります。同じ内容でも、レベルHではレベルLよりも大きな型番が必要になり、モジュールは増えて小さくなります。
たとえば、型番1のコードに入るのは、レベルLでは17バイトですが、レベルHでは7バイトです。型番40では、Lで2,953バイト、Hで1,273バイトです。
レベルの選び方
レベルMは、よく使われる標準の設定で、きれいな環境にある印刷物の大半に適しています。レベルLは、画面だけで使うコードや、とてもきれいな環境のコードを、できるだけ小さく保ちたいときに向いています。
レベルQやHは、擦れやすいもの、ざらざらした面に印刷するもの、ロゴで一部を覆うコードに向いています。モジュールの上にロゴを重ねると、誤り訂正の余力を一部使うので、実際の損傷に対して残る余力は少なくなります。