UPI QRコードの仕組み
UPI QRコードは、upi://payで始まる決済リンクを収めています。UPIアプリが読み取ると、受取人の仮想決済アドレス(UPI ID)、受取人名、金額やメモを読み取り、支払う人にUPI PINでの確認を求めます。お金は、インド決済公社(NPCI)が運営するリアルタイム決済システムのUPIを通じて、銀行口座の間を移動します。
形式が共通なので、ある銀行やアプリで作ったコードは、ほかのどのUPIアプリでも使えます。個人間のコードは、通常UPI IDと名前だけを持ち、加盟店のコードには、加盟店カテゴリコードや取引の参照番号が加わることがあります。
upi://payリンクの項目
リンクは、クエリパラメーターの集まりです。最小の例は、upi://pay?pa=shop@examplebank&pn=Example%20Store&cu=INR です。am=250.00を加えると金額が固定され、tnを加えると、支払う人のアプリに表示されるメモが設定されます。名前やメモの中のスペースや特殊文字は、パーセントエンコードが必要です。
- pa:受取人のアドレス(UPI ID)、必須
- pn:受取人名
- am:金額、ルピーで小数点以下2桁まで
- cu:通貨、INR
- tn:取引のメモ
- mcとtr:加盟店カテゴリコードと取引の参照番号、加盟店が使います
静的コード、動的コード、安全性
金額のない静的なUPI QRコードは、印刷して繰り返し使え、支払う人が毎回金額を入力します。動的コードには、1件の注文の金額と参照番号が含まれます。UPIコードの読み取りで動かせるのは、支払う人からお金を送る方向だけで、受け取ることはできません。そのため、「このコードを読み取って返金を受け取ってください」というメッセージは、よくある詐欺の手口です。