1つのコードに公開データと非公開データ
SQRCは、見た目は普通のQRコードですが、2種類のデータを運べます。公開部分は、標準的なQRスキャナーなら誰でも読み取れます。非公開部分は暗号化されていて、対応する鍵を設定したスキャナーでしか読み取れません。
これにより、1つの印刷されたコードで、2種類の読み手に対応できます。たとえば、顧客には商品ページや参照番号が表示され、倉庫にいる権限のあるハンディリーダーには、一般には決して見えない社内の詳細も表示される、といった使い方です。
主な用途と限界
SQRCは、公開されたものにコードが付いて出回る一方で、社内に留めたい情報を持たせる場合に使われます。たとえば、IDカード、社内の追跡、個人情報を含む書類です。非公開部分の読み取りには、対応するリーダーと、ベンダーによる鍵の管理が必要です。
暗号化によって、隠されたデータが読み取られることは防げますが、コード全体をコピーされることは防げません。コピーが心配な場合は、リーダーやバックエンドのシステムで別途チェックを設ける必要があります。